
会議などがあると、たいてい直前にレジュメを作ります。
現役の頃から身についている悪癖?で、未だに抜けだせません。
会議が続くと、だんだん自転車操業をしている気分になってきます。
さて、作ったレジュメ、改めて見直すとカタカナ語がやたら多い。
というのも先日、「イライラするカタカナ語」なんて調査記事を読んだからでしょう。
たった40行足らずのレジュメに、カタカナ語がざっと数えて50近く。
いくらパソコン教室でも、これじゃ多すぎるぞ、と反省しました。
現役の頃は、カタカナ語がそれほど気になりませんでした。
もともとコンピュータ業界ですから、日常仕事で使う用語もカタカナ過剰。
いちいち気にしていたら仕事にならなかったこともたしかです。
ところが仕事を辞めてからカタカナ語が苦になりだしました。
これって何?のカタカナ語も増えて、イライラすることもしばしば。
イライラはストレスの素、とうとうカタカナ語辞典を常備しました。
言語の綴りがあやふやなので、英和辞典はあまり役立ちません。
また、フランス語などの輸入言葉もあり、カタカナでひけたほうが便利です。
けっこう厚いのですが、文庫本サイズなので扱いやすく重宝しています。
新聞のイラつくカタカナ語のベスト?1はコンピテンシー。
私のカタカナ語辞典は2000年の発行、それには載っていませんでした。
で、ますますイラつくことに。
要するに人の技量とか能力とかいうことのようですが、だったらそう言えば?
どうしてもカタカナ語が必要なら、スキルとかアビリティとかじゃダメなの?
かえってイライラが募ってきたりして、ほんと、イヤですね、カタカナ語は。
考えて見たら明治の人たちはさぞ苦労したことでしょうね。
わけのわからん言葉をいちいち日本語に翻訳、造語したわけですから。
そのうち多すぎて、面倒だ、そのまま使っちゃえ、となったのでしょうか。
耳でなく目で見ただけでカタカナにした人名などは、けっこう面白いものが残っています。
とりわけ有名なのが文豪ギョエテ(Goethe)。
「ギョエテとはおれのことかとゲーテ言い」という狂句で皮肉られました。
パソコン関係でも流行りのタブレット端末。
このタブレットだって本来は薬などの錠剤でしょう。
10インチだの7インチタブレットだの、そんな錠剤が飲めますか?
iPad(アイパッド)なんて耳で聞いたら、どうしたってeye padです。
あんなもの目に当ててどうするんだ! カメラになる?
・・・・とカタカナ語について書くとエスカレートして止まりません。
ほら、またカタカナ使って、ほんとイライラするなあ。
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