
選挙の後、人が三人寄れば、これからどうなるの?という話が出ます。
昨日も、地域SNSかちねっとの運営会議の席で、その話が。
少なくともNPO活動の面では、惨敗した党がそれなりの理解を示していたからです。
そのあたりがこれからどうなるのか、気になるところです。
公助より自助だ、何でも自己責任だ、というふうになるかもしれません。
高齢者、障害者など社会的弱者にとっては厳しい世の中になるような気もします。
何しろ9割の議員が改憲賛成の与党誕生です。
しかもどんな法案でも通せる3分の2を超える議席数です。
さっそく改憲のハードルを下げて、軍隊、徴兵制、愛国教育・・・・。
わたしは敗戦前年生まれですから、戦争や戦争前の世の中の空気は知りません。
ただ、政治がまともに機能せず大政翼賛的に開戦まっしぐら突き進んだといいます。
不景気が長引いて閉塞感が漂っている時代背景が戦前と似ているという識者もいます。
そう聞けば、この道はいつか来た道、を歩いているような気もしてきます。
景気浮揚策がうまくいかず、大東亜共栄圏めざして他国を侵略・・・・。
まさか、ですよね。夢にもそんなことにはなって欲しくありません。
ああ そうだよあかしやの花が咲いてる・・・・と歌は続きます。
子どもの頃の記憶に咲いている花は、このアカシアの真っ白い花。
花びらのいっぱいついた房を樹から採り、夢中で花の密を吸いました。
戦後の食糧難の時代、それは子どもたちには大事なお菓子代わりでした。
長じてそれがニセアカシアという名と知りましたが、記憶の中では今もアカシアです。
遊んだ場所も防空壕もアカシアの樹も今は跡形もありません。
ただ、わたしの心には慢性的な空腹感とともに死ぬまで残り続けるでしょう。
強い日本よりも穏やかに暮らせる日本を目指して欲しい、と切に思っています。
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