パソコンを操作していると、時おりパソコンに翻弄されている気分になることがあります。
思い通りに動いてくれず、いい加減にしろよ~、このバカ!
ほんと、もう少し賢くなってほしいよな・・・。
人はそんな時、賢くないのは自分のほうだとは絶対に考えません。わたしもそう。
でも、考えてみたら機械に責任はありません。作ったのは人間なんだから。
ところが人はついついそれを忘れがち・・・機械にしてみればいい迷惑かもしれません。
目の前にあるパソコンも、もとはといえば人間の内なるものであったわけです。
それがモノとして、機械としてカタチになりました。
ということは、考えようによって機械は、あるいはパソコンは人の分身でもあるわけです。
人は不完全な生き物ですから、その生き物の分身もまた不完全です。
もし、機械に完全さを求めるのなら、まず、人間が完全にならないといけません。
でも、人間が完全になるということは、神様になるということでしょう。
実に単純ですが、人工知能とか人知を備えたロボットとかができない理由もつまりはそこ。
人型ロボットの動く唇、瞬きする眼など、見ていると気味悪く、気分も悪くなります。
でも、それは機械のせいではなく、機械をそう動かそうとする人間の思考が気持ち悪いのです。
ほんとはコンピュータの限界みたいなことを書くつもりでいました。
が、わたしの能力の限界が先に来て筆が及びませんでした。
気持ち悪さで終わってしまっては情けないので、いつかリベンジを。