今年になって初めて都心に出て来ました。
京成で日暮里へ出て、そこからぐるり山手線を一周してきました。
用のあった駅が環状線の反対側2か所、ぐるり一周が目的だったわけではありません。
その行き帰りで珍しいことを実践してみました。
何かというと、本を読まない、音楽も聞かない、iPadも開かない。
座席に座ってひたすら目を閉じる、ただ、それだけをやってみたのです。
このところ耳はともかく眼が疲れ気味、たまにはそんなことをやってみるのもいいか。
というだけのことで、瞑想して悟りを開こうなんて心掛けからではありません。
もともと多動性の気味がありますから、意識をただ一点に集中させることは苦手です。
眼を開けている時よりかえって集中できずに、思うことがあちこち飛び移ります。
あれをやらなくては、こうすればよかった、こうしよう・・・現在過去未来・・・そんな歌がなかった?
とても瞑想といえる状態ではなく、まさしく迷走状態。
瞑想はmeditation、迷走は・・・わかりません。
まなこつぶればなつかしい・・・そんなフレーズがあったのは、はるかな尾瀬?
尾瀬は一度行こうと計画したのですが、何かの都合でダメになりました。
目で始まることわざ。
目は口ほどにものを言う。そんな目に会いたい?
目から鼻へ抜ける。なぜ、耳には抜けないのか。
目には目を。目にものをみせてくれるぞ。
目からウロコ。鼻から鼻毛、口からよだれ・・・汚い。
目くそ鼻くそを笑う・・・どっちもどっち。
本を読んでいると時間があっという間に過ぎますが、それは迷走でも同じ。
少しも退屈せずに時間が経ちました。
無念無想の境地にはなれませんでしたが、退屈しのぎにはもってこいでした。