那覇市首里赤平町の北にある「虎瀬山」は、標高130mの琉球石灰岩の丘陵です。虎頭山、虎山とも呼ばれました。遠くに海を見渡せる景勝の地で、琉球王国時代は、「虎瀬ヌ御殿」と呼ばれる別邸があり、「首里八景」の一つとして「虎山松涛」と謳われました。…現在は、頂上一帯が、「虎瀬公園」として整備されています。公園内にある「佐藤惣之助の陶碑」は、当初、琉球大学敷地内(現首里城)に設置されましたが、首里城復元にともない、虎瀬山公園内に移設されたものです。「虎瀬山公園」高台からは、那覇市内や首里城などを見渡すことができます。公園に隣接して、「赤平保育所」「沖縄青少年研修センター」などがあり、保育所では、「こいのぼり」が掲げられていました。…… . . . 本文を読む