勝連城跡二の曲輪 には、城の中でもっとも重要な建物であったと考えられる、礎石のある大きな殿舎跡が発見されています。「ウミチムン火の神」「ウシヌジガマ」などもあります。「ウシヌジガマ」は、身を隠すだけの場所で、秘密の抜け道などに通じてはいなかったのでしょうか。このような場所では、すぐ捕らえられ、身を凌ぐことは難しいように思いました。…最後の城主・阿麻和利は、対外貿易を活発に行い、勝連を繁栄させたといわれ、「おもろさうし」で、「勝連の阿麻和利、千年もこの国を治めよ……」と謡われています。 . . . 本文を読む