「安里川」「久茂地川」には、「安里橋」「牧志長虹橋」「泉崎橋」「松田橋」など、いくつかの橋が架けられ、「首里王府、安里、泉崎」などと浮島「那覇」が結ばれ、那覇が貿易港として発展する基礎が築かれました。… 那覇市久茂地、国道58号線「泉崎」交差点近くに「旧泉崎橋跡」があります。「旧泉崎橋」は、久茂地川に架けられた三連アーチの石造橋で、那覇と泉崎、楚辺・壺川方面を結ぶ交通の要所にありました。那覇側のたもとには孔子廟・明倫堂がありました。「旧泉崎橋」は、冊封使周煌が著した「琉球国志略」で、「球陽八景」の一つ「泉崎夜月」と描かれ、漢詩や詩が詠まれるなど、名橋として知られていました。 . . . 本文を読む