首里地区では、11月3日の文化の日を中心に、毎年、「首里文化祭(首里文化祭実行委員会)」が催されてきましたが、2007(平成19)より「琉球王朝祭り首里(首里振興会)」と改められました。
古式行列は、琉球王国国王が、正月の三日、円覚寺、天王寺、天界寺を参詣して、国の安泰と農作物の豊作を祈願した儀式を再現したもので、祭りの華です。
首里城正殿を出る…
正殿から歓会門へ…
行列では、摂政、三司官などが正殿に王と王妃を迎え、城内を出て、守礼門をくぐったあとで御轎(ウチュウ)に乗ります。王と王妃の御轎(ウチュウ)のあとに、摂政、三司官、最高神女の聞得大君、祝女(ノロ)、親方、親雲上(ペーチン)、女官などに扮した200名余の市民が続きます。(首里振興会ホームページ、参照)
歓会門から守礼門へ…
「園比屋武御嶽石門」に陣取って、歓迎会門から来る行列を待ちました。近くで数人の女性が話しています。「国王は堂々としている。王妃はとてもきれいだ。どのようにして選抜したんだろう……」「国王の帯の位置が高すぎるんじゃない」「みんなカメラを掲げて撮影している。ここからは、カメラしか見えない……」。
御轎に乗った国王…
御轎に乗った王妃…
守礼門を出た後、国王と王妃を御轎に乗せ、行列は池端方面に向かいました。行列を見ていた人が、「とてもきれいだ。琉球王国は中国の影響が強かったんだね…」と話していました。
コースは、「首里城正殿の儀式→歓会門→守礼門→池端三叉路→旧県立博物館→首里公民館祭り実施本部前→鳥堀交差点」となっています。
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