11月3日「文化の日」に毎年開催される「首里文化祭」は、2007(平成19)年より、「琉球王朝祭り首里」と改め、「首里振興会」が運営母体となっています。
「琉球王朝祭り首里」では、首里城正殿を出発した「古式行列」に加え、「旗頭ガーエー」「祝賀パレード」「各種団体の演舞」、地域の子どもたちの「エイサー」「ダンス」などのパフォーマンス、伝統的な「獅子舞」「空手演舞」などが行われます。
首里の各自治会は、「首里自治会長連絡協議会」と連携しながら、首里地域の歴史・文化を守り、育て、継承しています。
「文化の日」を前にした10月25日、 「金城町子ども会」の「エイサー」「旗頭」などの演舞を告げる放送がありました。放送機器を積んだ車を先頭に、「エイサー」「旗頭」演舞の衣装に身を包んだ子どもたちがいました。周りを、演舞指導の大人たち、子どもたちの保護者、見学者が取り囲んでいます。
はじめに、子どもたちの「エイサー」が始まりました。人数は少ないのですが、衣装を整え、「ドドン・ドン、ドドン・ドン」と曲にあわせ、「パーランクー」をたたきながら、練習した成果を披露していました。
つぎは、「旗頭」演舞です。「カン・カン・カン・カン・……」の鐘、指笛を合図に、「サアーッ」の声で旗を持ち上げ、太鼓・鐘をたたき、「サー・サー・サー・サー……」のかけ声に合わせて旗を上下させます。中心で旗頭を支えている人、三カ所から手で支えている人、カギの付いた棒で支える人、三方に伸びたひもでバランスをとる人、全員の呼吸を合わせる必要があります。何人か、持ち手を変え、演舞が続きました。ちびっ子旗頭もあります。太鼓・鐘をたたき、指笛を吹いていたのは女子でした。大人は、バランスを見ながら、周りから助言しています。「このようにして、地域の伝統が引き継がれていくのだろう」と思いながら、眺めていました。
参照:首里振興会トップページ(http://syuri-sinkoukai.com/)
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