2012年12月15日、海洋博公園の「熱帯ドリームセンター」を訪ねました。開催中の「ハイビスカス展」に合わせて、「ラン」や熱帯果樹も観賞したいと思ったのです。
「ステンドホール」から中に入ると、「クロトン・パティオ(中庭)」がありました。クロトンは、葉の大きさや色、形など、バラエティーにとみ、庭木や観葉植物として用いられます。変異しやすく、100を超す園芸品種が1つの変種から変異して生まれたとされ、ヘンヨウボク(変葉木)の和名があります。
「ラン温室①ファレノプシス温室」…ファレノプシス属(コチョウラン)は、ギリシア語のファライノ(蛾)・オプシス(~のような)からなり、花姿を蛾に見立てて名前がつけられていますが、和名では、蝶に例えています。
「ラン温室②パンダ温室」…多彩な色彩のパンダ類は、東南アジアを中心として中国南部~オーストラリアにおよそ60種が分布するランの仲間で、サンスクリット語の「着生する・まとわりつく」を意味する「バンダカ」に由来しています。
「ラン温室③カトレア温室」…カトレアは、イギリスの園芸家W.Cattleyにちなんで学名がつけられ、花が大きくて美しいものが多く、「ランの女王」といわれます。原種が約40種分布し、樹木に着生して生活しますが、改良された園芸品種や属間交配種が数多く栽培され、切花や鉢花として利用されています。
花に囲まれて一休み
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