10月14日(日)、糸満市字摩文仁にある平和祈念公園を訪ねました。公園内には、平和祈念堂、沖縄県平和祈念資料館、平和の礎、国立沖縄戦没者墓苑、霊域参道、園路広場、多目的広場などあり、家族連れや観光客・修学旅行生等が多く訪れます。
当日は、天候不順のためか、県外の高校生や家族連れ、小グループの団体等、訪れる客も少なめでしたので、マイペースでゆっくり散策しながら、写真撮影等をすることができました。
「沖縄平和祈念堂」は、恒久平和を祈念して建造された高さ45m、七角形の堂塔で、内部には「沖縄平和祈念像」が置かれ、周囲には「平和の鐘」、「美術館」「清(ちゅ)ら蝶園」などがあります。
公園内には多くの樹木や草花が植栽され、木々の緑や色とりどりの草花がいっぱいで、そこにいるだけで心が癒される思いがするものです。しかし、台風17号等、次々とやってくる台風のために、その日は、木々の葉の多くが褐色になっており、花壇も植え替えられたばかりでした。落葉後、新芽が吹き出してきている様子も見られます。
式典広場から「修景池」の橋を渡り、「平和の礎」に向かいました。前方を、修学旅行らしい高校生が3グループ、引率教諭とともに歩いています。集団は、礎の入り口でグループごとにガイドの説明を聞き、その後、「平和祈念資料館」方面に歩いて行きました。
礎には、私の父方の親族3名も刻銘されています。出身地の案内を基に、名前を確かめました。近くに、親族の名前を探している親子がいます。しばらくして名前を探し当て、礎に花を供え、しゃがんで手を合わせていました。お年寄りの女性が、礎の名前をさすりながら語りかけている様子が心に残りました。
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