橋と紅葉（Ｆ４）

昨日描き上がった生徒さんの作品です。

去年から取り組んでおられたのが、やっと完成しました。

紅葉の中に長く伸びた橋がとても印象的です。

そしてその橋が画面に奥行き感と遠近感を表現するのに上手く役立ってくれています。

遠方の山から手前に広がる紅葉の色がとても美しい！

この生徒さん、スプレーボトルに色絵の具を入れて吹きかけるという新しい技法も

考案されて、なかなかの研究熱心な方です。

そんなふうに自分で編み出した描き方で、水彩画を楽しんでおられる姿勢が

とても頼もしい！と思っています。

うしろ姿（Ｆ４）

雪道を行く女性のうしろ姿です。

フリースのジャケットにジーンズ、それからチェック柄のマフラーを撒いています。

それぞれの質感を滲みやドライブラシで表現しました。

マフラーはフリンジにも少し気をつかって描きました。

人物に焦点を当てて、バックの雪景色はあっさりと雰囲気だけを出そうとしました。

一人だけじゃ寂しいので、犬がお供をしています。

さざんか（Ｆ４）

白のさざんかです。

白い花は影色で凹凸を表現し、白い部分は紙の白を生かすのが基本となります。

それだけにお花の立体感を出すのが難しいです。

ただ今回はバックが上手くできているとの先生からのコメントを頂きました。

ススキの精？（Ｆ６）

久し振りに人物画を描きました。

一面にススキが群生している高原に佇む乙女。

それはまるでススキの精のような…。

したがって、ちょっとセクシーな衣装もなぜかそんな雰囲気を醸し出しているかな？ｗｗｗ

人物の後ろから夕陽が当たっているので、逆光になっています。

今回はやや幻想的な絵になったかもです。

富士山～生徒さんの絵（Ｆ４）

先日完成した生徒さんの絵です。

カレンダーの画像を参考に描かれた富士山です。

夕景でしょうか？それとも早朝でしょうか？

麓にはまだ点々と灯が見えます。

この生徒さん、富士山を描かれるのは確か初めてとのことですが、

4号サイズではありますが、富士山の雄大さが上手く表現できていると思います。

裾野の方にはピンク色が感じられると言われて、

一部ピンクを淡く入れられました。

そんな微妙な色が感じられるようになられたのは大きな収穫ですね。

雪山（Ｆ６）

寒そうな雪山の絵です。

それでもスキーやスノボを楽しむ人たちを描き込むことで、

明るく楽しい絵になったようです。

基本的には雪は紙の白でそのまま表現しますが、

雪面にできた影にはドライブラシを使ってみました。

冬枯れの山並みが続いていますが、

後方の富士山が新年らしい雰囲気を作ってくれています。

小菊（Ｆ４）

皆様、明けましておめでとうございます。

ご挨拶が遅れましたが、今年も当ブログを、そしてバイオレットをよろしくお願いいたします。

今年最初の絵は昨年末に描いた小菊です。

色々な菊を取り混ぜたものです。

手前の黄色やピンクの小菊をメインにして、あとは彩り的に構成しました。

水彩画で小菊を描くことは珍しいです。

少し右に寄せた構図で左側に余白を作りました。

いつも思うことですが、小花は描くのが難しいですね。

ベランダより（四つ切）

ある日の夕方、燃えるような雲が現れました。

早速ベランダに出て、スマホで写真を撮りました。

こんな珍しい雲にお目にかかるのは初めてです。

雲の形は刻々と変化していくので、慌てて写しました。

それを基に描いたものです。

黄昏時のまだ明るさが残っていて、しかもあちこちに灯りが灯り始めている。

そんな微妙な時間帯の様子を表現するのに苦労しました。

公園の紅葉（Ｆ６）

公園の木々が紅葉している風景です。

そして手前の水面にはそれらの映り込みがあります。

遠くには八ヶ岳連峰が見えます。

秋真っ只中の公園にはお母さんと子どもが散歩しています。

そんな情景を絵にしてみました。

静かな秋のひとときをじっくりと絵の中で過ごしました。

白樺林（Ｆ４）

今日は白樺の林とダンコウバイの黄葉です。

小春日和の白樺林にダンコウバイの葉がきれいに色づいています。

向こうには赤い服を着た女の子が髪をなびかせて 犬を追いかけています。

のどかな公園の一角の情景です。

真っ赤な紅葉も美しいですが、こんな黄葉も素敵ですね。

白樺の幹の表現が難しかったです。