今日の絵は今年最初の俳画教室でお手本にしたものです。
畑の橙(だいだい)とその下に敷いたのは茶道に使用する古袱紗(こぶくさ)。
生徒さん達には、橙の丸みを出すことを主な目標として練習してもらいました。
果物でも野菜でも、丸い形のものを平面的な紙の上に如何に表すか…という問題は本当に難しいです。
というお話はここまでにしておき、今日はその下に描いた布地のことを少しお話しさせていただきます。
これは古袱紗と呼ばれるもので、抹茶茶碗をのせたり、茶器を拝見したりするときに使う小さな袱紗(ふくさ)です。
お話は私の大学時代にさかのぼるのですが、大学からほど近いところに宝鏡寺という尼寺があり、友人と3人でそこへお茶のお稽古に通い始めました。
お茶なんて全く興味のなかった私でしたが、習い始めると、意外にもおもしろくなり、それから○十年も続けることとなりました。
京都の宝鏡寺は百々(どど)御所とも呼ばれ、人形の寺として知られており、春と秋には人形展が催され、所蔵の雛人形など多数の人形が展示されます。
また皇女和宮ゆかりのお寺としても有名で、NHK大河の「篤姫」でも紹介された由緒のあるお寺です。
それで、お稽古用に初めて買ったのがこの古袱紗というわけです。
模様は亀甲柄。決して高価なものではありませんが、学生時代の貴重な思い出として、いつまでも大切に残しておきたいなぁって思える品です。
畑の橙(だいだい)とその下に敷いたのは茶道に使用する古袱紗(こぶくさ)。
生徒さん達には、橙の丸みを出すことを主な目標として練習してもらいました。
果物でも野菜でも、丸い形のものを平面的な紙の上に如何に表すか…という問題は本当に難しいです。
というお話はここまでにしておき、今日はその下に描いた布地のことを少しお話しさせていただきます。
これは古袱紗と呼ばれるもので、抹茶茶碗をのせたり、茶器を拝見したりするときに使う小さな袱紗(ふくさ)です。
お話は私の大学時代にさかのぼるのですが、大学からほど近いところに宝鏡寺という尼寺があり、友人と3人でそこへお茶のお稽古に通い始めました。
お茶なんて全く興味のなかった私でしたが、習い始めると、意外にもおもしろくなり、それから○十年も続けることとなりました。
京都の宝鏡寺は百々(どど)御所とも呼ばれ、人形の寺として知られており、春と秋には人形展が催され、所蔵の雛人形など多数の人形が展示されます。
また皇女和宮ゆかりのお寺としても有名で、NHK大河の「篤姫」でも紹介された由緒のあるお寺です。
それで、お稽古用に初めて買ったのがこの古袱紗というわけです。
模様は亀甲柄。決して高価なものではありませんが、学生時代の貴重な思い出として、いつまでも大切に残しておきたいなぁって思える品です。