「おくりびと」

今日もちょっと母つながりのお話です。
映画「おくりびと」がアカデミー賞受賞という嬉しいニュースがありましたね。
日本の作品が受賞するのは久しぶりのことで、映画界にとってはすごい快挙ということになります。

「おくりびと」が公開された頃、テーマが重すぎる～って思っていましたら、姪が観て来て「すごくよかったから、おばちゃんも観たらいいよ！」と勧めてくれました。
それで、妹を誘ってみたところ、母が亡くなった時のことを思い出すから…という理由で断られました。
それなら私ひとりで…というほどの意気込みもなかったので、この映画に関してはそれっきりになってました。

そうしたら、今回の受賞で、やはり観ておくべきだった！とちょっと後悔してます。
でも、やっぱり過去を振り返るようで怖い気もするし…

またまた菜の花のアップです。
この俳画、実は先にアップした菜の花より前に描いたもの。
なんかあまり気に入らなくて、そのままにしていたのですけど、先日絵のお友達に見て頂いたら、「これもいいよ。」なんて言ってもらったので、一応アップしておこうかな。
まぁ、あまり変わりばえはしないんですけどね。
もしかしたら、こちらの方が素直に描けているかもしれませんね。
どうしても、２回目になると、作為的な面が出てくるようです。

傘の想い出

ずっと愛用していた折りたたみ傘が壊れてしまいました。
三段に折りたためる雨傘です。
軽くてコンパクトなので、旅行には必ず持って行って重宝していたものです。
つぶれたら新しいのを買えばいいじゃないの、というようなものですが、この傘にはちょっと母との想い出が詰まっています。

もう２０年近く前になるでしょうか。
母と二人でデパートにショッピングに出かけた時のこと。
ちょうど帰ろうとした頃から雨が降り出しました。
あいにく二人とも傘を持っておらず…
それで、傘売場で母が買ってくれたのがこの傘です。

それ以来ずっと愛用していた傘なので、今回壊れたのは本当に残念です。
母が亡くなって今年で７年。
またひとつ母との想い出が無くなってしまうようで、何とも寂しい気持ち…
母がだんだん遠い人になっていくみたい…
ちょっと感傷に浸りながら、もうしばらくは手元に置いておきたいと思い、また下駄箱の隅にそっと仕舞い込んでしまいました。


人物画がようやく仕上がりました。
教室で３回で描き上げたものです。
今回のモデルさんはもっと美人でしたが、やや丸顔になってしまい、やはり描き手に似てふっくらさんになってしまったようです。
髪を後ろで束ねていて、顔が丸出しになっていて難しかったです。
何回描いても人物は苦手ですが、これが今の私の実力なのでしょう。
それでも、スカートとブーツの感じは自分でも気に入っています。
まぁ、笑ってやって下さい。

余暇の過ごし方

先日久しぶりに１日ゆっくり過ごせる日があって、ちょっと面白いものを作って遊びました。
皆さん、「Windows ムービーメーカー」というソフトをご存知ですか？
Windows に付属していて、プリインストールされている（初めから入っている）ソフトです。
ビデオや写真画像を編集して動画やスライドショーが作成できるもの。

私はずっとこのソフトを使ってみたいと思っていたのですが、先日パソコン教室の先生にお願いして教えて頂き、やっと使えるようになりました。
それで、その日はこのソフトで、一度作ってみたかった韓流スターのスライドショーを作成してみました。

ネット上からお気に入りのイケメンスターさんの写真画像を、なんと５０枚もコレクトしたのです。
というのも、BGM に徳永英明のカバー曲「雪の華」を使いたかったものですから…
この曲５分強あるので、曲全部に写真をはめ込むにはざっとそれくらいの枚数が必要ということです。

まずWindows Media Player で CD から曲を取り込んで、BGM としてセットし、写真を貼り付けて、それらに切り替え効果や特殊効果を付けていく。
更には、タイトルやエンドロールを作って、全体の体裁を整えていく。
というような過程を経て、やっと５分間くらいのスライドショーが完成しました。

完成したものは時々パソコンで全画面表示でひとりで楽しんでおります。
ホント、私って年甲斐もなくようやるよ！　恥ずかし～！
それでも、我がパソコン教室の生徒さん達にも、今度このソフトを授業で使ってもらおうと考えているので、その予習というか参考になれば…ということなので、まっ、いいか。

ということで、出来上がった作品はそのうち生徒さん達に披露することになるのであります。
韓流ファンの方はともかくとして、全く興味のない方にはちょっとうんざりかも…
いい迷惑かも知れませんけど、まぁ、ちょっとお付き合い願うことにいたしましょ！

ちなみに、現在私のお気に入りの俳優さんたちは、イ・ジュンギ、ソン・スンホン、チソン、ソ・ジソブ、オム・テウン、ヒョンビンなどです。
って、言われても、韓国ドラマを観ない方にとっては、何のこっちゃ？ってなぐあいですよね。

残念ながら、今日は絵のアップができませんので、そのかわりに私の好きなイルカの２曲をお届けしますね。
お時間のある方は是非聴いてみて下さい。
どちらも良い曲でおススメです！

「海岸通」 「雨の物語」 （曲のタイトルの上でクリックして下さいね）

ひさしぶりのカラオケ

昨日は地区の親睦会がありました。
今年は私も幹事の一員に当たっていましたので、会が無事終了するまで結構頑張ってきました。
場所は近くの料亭で、お風呂も入れるところ。
皆でちょっと総会みたいなこともして、お風呂に入って、そのあと宴会。
飲み物の注文とかカラオケの準備とか、幹事としては色々気を遣うことも多くて、何かと大変でした。

「幹事さんも歌って！」って言われるので、私も２曲ほど歌ってきました。
ホントひさしぶりのカラオケです。
お恥ずかしいですけど、曲名はテレサテンの「時の流れに身をまかせ」と石川ひとみの「まちぶせ」です。
テレサテンほどの色気もなく、石川ひとみほどの可愛さもなく…ですけど、それでも思いっきり声を出して歌うのってやっぱり気持ちイイ！

今朝その会計報告をパソコンで作成して、今ヤレヤレ！というところです。
幹事としては気疲れもありますけど、ご馳走をいただいて、カラオケを歌って、結構楽しい１日でございました。

次は今日の絵について…
畑に菜の花が満開になってきたので、俳画で描いてみました。
う～ん、菜の花って簡単そうで、描いてみると、意外と難しいんですね。
黄色のお花の色があまりはっきりときれいに出ないし、ふわふわした美味しそうな葉っぱが、これまた難しい！
春を代表する菜の花を教室でお手本にしたいですけど、どうかなぁ？

ビン３種

最近我が俳画教室では、３，４ヶ月に一度の割合で、水彩画も取り入れています。
以前風景スケッチに出かけた時に、生徒さん達に透明水彩絵具を一通り揃えてもらったので、時々はそちらの絵具も使ってみようということで始めたのです。
水彩画なら描いてみたいというような方もあり、その方は水彩画のお勉強の日だけ特別参加されます。
　
昨日の教室では「水彩でガラスビンを描こう」をテーマにしました。
ガラスの透明感と質感を出す勉強です。
生徒さん達の参考になれば…ということで、あらかじめ私が描いていったものが最初の２枚で、教室で大体の描き方の説明として、生徒さん達の目の前で、デモンストレーションしたものが最後の１枚です。






先に描いていったものは、家で結構丁寧に描いたのに対して、当日描いたものは大ざっぱで、描き順や技法の説明としてちょこっと描いたので、すごく雑なものです。
が、後で見比べてみると、短時間でざっと描いたもののほうが、水彩画らしい味わいがあるような気がします。
って、自分でいうのも変ですが…

結論としては、丁寧に描き上げるよりは、さらっと筆数を減らして描く方が水彩絵の具の透明感は出るのではないかな？ということです。
それに、こちらのほうが、生徒さん達に囲まれて描くという状況から、やや緊張感も漂っていますしネ。

ということで、昨日はざっとビンの描き方をつかんでもらいましたので、次回はそれにリンゴなど、一つか二つのモチーフをプラスして、作品作りに取り掛かってもらおうと考えています。
こうして、水彩画で勉強したことが、俳画を描く上でも何かの形で役に立つのではないかな？と考えています。
私自身も水彩画を勉強してきて、色々と得るものが多いものですから…。

何の花でしょうか？

今日もまたまた俳画です。
さぁ、これは一体何の花でしょうか？
って、クイズ出しててどうするの、私。
そうです、もちろん福寿草です。
えっ、わからなかった？
それはどうも失礼しました。

毎年、年の暮れに、植木屋さんが松竹梅の寄せ植えの盆栽を持って来てくださるのですが、ここ、２，３日の暖かさで、その白梅が見事に満開になりました。
早速描いてみたのに難しくて成功せず、その鉢に植わっていたちっちゃな可愛い福寿草も描いたので、そちらの方をアップしてみます。

これは寸松庵（すんしょうあん）と呼ばれるサイズの色紙に描いたものです。
寸松庵は普通の色紙の４分の１の大きさです。
可愛いものはかわいいサイズの色紙に描こう！ということです。

こういう小さなサイズに描く時には、もう少しモチーフ自体も省略を加えて、あっさりと、それでいて福寿草らしく描くべきだった。
と、描いてから気付いても、後の祭り。
反省、反省、また反省。

フランス料理に舌鼓♪

生徒さんのお一人がお食事に誘って下さいました。
それで、私ったら、厚かましく彼女のお言葉に甘えて、フランス料理のコースをご馳走になってきました。
昨日のことです。場所は梅田。

彼女のお知り合いがそこのレストランのシェフをしておられるということで、テーブルにつくと、早速そのシェフさんがご挨拶に来られました。
ちなみにそのシェフさん、２０代後半くらいです。
オードブルから始まってスープ、魚料理、肉料理と進むにつれて、その都度シェフ自らがお料理や材料の説明に来て下さって恐縮してしまいました。

それに、魚料理では、さらにランクアップしたコースのものをわざわざ用意して下さったとのことで、感激もひとしお！
ってな具合で、京野菜なども使った珍しい食材の美味しいお料理に舌鼓をいっぱい、いっぱい打ってきました。

フランス料理は目で楽しんで、それから舌で楽しんで…
本当にお料理の芸術ですよね。
それにシェフのお知り合いがあるなんて、ホント素敵！
私たちのテーブルだけ、ちょっと別格の扱いを受けて、すご～く最高の気分でした。
そしてお店を出る時までシェフがお見送りして下さって、violetはもうそれは、それは大いに感激してしまったのでした。

というお話はここまでにして、次は今日の絵について一言。
ここしばらく俳画が続いていますが、またまた俳画です。ちょっとしつこいか？
大きく見事なキーウィを頂いたので、やっぱり絵にしときましょ！ってことで、描きました。
キーウィはそのままでは形的にも色的にもあまり面白くないので、半分に切ったものをメインにしました。
が、それでも構図に変化がなく、やっぱりツマラナイ絵になったみたいですが…。