ズレ:「ベトナム戦争当時のアメリカを舞台にしたミュージカルといえば別の意味でも物議を醸した伝説の名作”ヘアー”が思い起こされるところで、その後の時代の変遷を踏まえて楽曲を全編ビートルズナンバーに置き換えるとこんな按配になるのかもなぁ。
ビートルズ・フー?って世代には無理だろうけど、登場人物の名前や筋の運びが楽曲とリンクしてるのもなかなかにご愛嬌で、となればその曲がどこで出てくるかとかこのシーンならあの曲だろうとかここにその曲をもってきたかぃてな見方もできで、ストーリーの背景はヘビーでも全体的にはライトなコメディ感覚で楽しめるんじゃねぇか。
ビートルズ系のエピソードやジャニス・ジョプリンさんとかジミー・ヘンドリックスさんとかの往時のアーティストを彷彿とさせるキャラクターに加えてサイケデリックな画面作りも大層懐かしく、改めてビートルズさんの楽曲が社会に与えた影響や社会がビートルズさんの楽曲に与えた影響を振り返ると、歌は世につれ世は歌につれてぇ名台詞がしみじみと実感されるようだぜ」