つれ:「赤塚不二夫先生も鬼籍に入られて、また一つ昭和は遠くなりにけりだねぇ」
ズレ:「漫画文化の興隆を担ったビックネームの中でも、時代を画するギャグで一際浸透力の高い作品を生み出した才人だからなぁ」
つれ:「ご本人に才覚があっただけでなく、数多の逸材を世に送り出したユーモアの名伯楽だったしねぇ」
ズレ:「近頃は笑いの文化にも追い立てられるような忙しなさを覚えるようで、バカボンのパパのような悠揚迫らざるユーモアが何とも懐かしいやな」
つれ:「ああいうキャラクターが生まれたってのは、当時の方がとんでもない事でも笑って済ませる余裕があったってことかねぇ」
ズレ:「事の大小に関わらず判で押したように目を三角にしてケシカランとメディアに揃って連呼されたんじゃ、笑い飛ばす心のゆとりも出てこないってもんよ」
つれ:「中には何事があっても”これでいいのだ”と断言する方がいてもいいのかもねぇ・・」