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パリより愛をこめて

2010-05-29 12:11:11 | 活弁見聞録

ズレ:「名は体をあらわすの格言どおりにこの題名なんだからこういう展開で当然でしょと言わんばかりのコテコテの007、勿論ショーン・コネリー先生時代のノリ全開になってて、アクション・サスペンス・コメディ・エロスが幕の内弁当式に盛り付けられた肩の凝らない娯楽作品だわな。
多少違うのは007はコネリー先生が一人で立ち回ってた役どころを複数で分担してるところで、主役コンビの呼吸はどこか田村高廣先生と勝新太郎先生によるかの名作・兵隊やくざシリーズを彷彿とさせるところがあり・・といって即イメージが湧く方向けに付け加えると、この映画では勝先生のキャラが古参兵で田村先生のキャラが新兵って按配よ。
 そんな具合だからいかにもシリーズ化の目がありそうな気配がプンプンと漂ってて、本家007がシリアス路線の趣になった昨今、その暁には往年のコメディ路線がお好みの諸兄には結構楽しめるシリーズになりそうだぜ」

 

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