つれ:「非業な先代の跡を継いで戦後の日本を眺めてきた象のはな子さんが、齢69にして天に召されたんだねぇ」
ズレ:「御柱祭の事故で宮司さんが訴えられるようになったご時世は、円らな瞳にどう映ってたかお伺いしたかったようでぃ」
つれ:「はな子嬢も観覧者との接触防止柵が出来てから調子を崩してたようで、一見もっともらしいことがストレスを増す社会になってる感じだよねぇ」
ズレ:「芸能人の不倫やら知事の使い込みやらもけして褒められたもんじゃないけれど、その度合いと騒がれ方はバランスがとれてない気配だしなぁ」
つれ:「恵まれた世の中になるほど、事の軽重の感覚がズレてくるのかもねぇ」
ズレ:「向後はまた恵まれない世の中に戻りそうなのに、一旦狂った感覚の方は元に戻るか怪しいもんだわな」
つれ:「筆箱ならゾウが踏んでも大丈夫だけど、一度曲がった釘は直しても使い物にならないからねぇ・・」