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メアリーの総て

2019-01-06 19:51:15 | 活弁見聞録

ズレ:「ドラキュラの作者と言われれば二つ返事でブラムストーカーと出てくるところがフランケンシュタインはとなると一向に不勉強だったから、作者の人間性や作品の背景をじっくり描いたこの映画で目から鱗をバサバサ落とさせていただいだぜ。
 シェリーやバイロンてぇ高名な詩人が登場するだけあって、原語のニュアンスが全く分からない字幕頼りの身ながら台詞回しの響きが何やら格調高く聞こえてまさに観る文学てな感じだわな。
 ネタバレっぽくはなるものの創り出すのは怪物でなく天使でどうだてぇくだりが特に印象的で、動機としては天使を生み出すつもりなのに結果としてはことごとく怪物になってるのが近代以降の歴史かもとこちらもつい文学しちまったぃ」

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