一般社団法人八日市まちづくり公社は、八日市駅前にある築100年近くの元料理旅館(旧さつき桜)(東近江市八日市本町)を、コワーキングやレンタルスペースなどに活用できる施設にリノベーションした。
2月1日からのオープンで、利用の申し込みを受け付けている。
これは、働き方改革やコロナ後の働き方への対応、または起業支援により、新たな取り組みや人の出会いを生み出し、駅前周辺に新たな魅力を創造するのが目的。
2階のコワーキングスペースは、コロナ対策でアクリル板を設けたテーブルを共有する自由席が16席、1席ずつ壁で仕切られて独立したシェアブースは4部屋(各2平方メートル)。全席に電源があり、フリーでWi―Fiも使える。
同じフロアのレンタルオフィス・会議室は、貸事務室または会議室としても利用でき、2部屋(14平方メートル、11平方メートル)用意した。
コーヒーは無料。共有の部屋に無料で使用できる電子レンジと冷蔵庫、有料の複写機が備え付けられている。
料金は、会員制度もあるが、コワーキングスペースで非会員は1時間250円(学生料金あり)から。会議室の利用は、非会員で1時間600―700円、1日で3600―4500円。
また、1階のレンタルスペースは、日本庭園に面した17畳の和室で、様々な用途で使える。非会員で1時間1000円、1日6000円。
なお、プレオープン期間の2、3月は、初回は無料、2回目以降も特別価格で利用できる。
八日市まちづくり公社は、「東近江市内にはコワーキングスペースは少なく、とくに駅周辺にはない。ビジネスマンだけでなく、学生、主婦も利用して貰いたい」とPRしている。
開館日・時間は、平日の09:00〜17:00まで。八日市駅から徒歩2分。
申し込みと問い合わせ: 八日市まちづくり公社(TEL 050―5801―0858)
(滋賀報知新聞より)