旧ソ連邦構成国で中東の「アルメニア」とは3.5Mhzはまだ正式な交信が出来ていなかった。3.5Mhzではアルメニアのアクティビティは低く、これまで「EK/RX3DPK」の1局のみ受信出来ていた。
実は3月13日に「EK/RX3DPK」から3.5Mhz/FT8で応答があったが尻切れとなっていた。次いで、10月24日に再び交信の機会はあったのだが再度尻切れに終わっていた。(と思っていた)よって3.5Mhzでのアルメニアは未交信としていた。
ところが11月2日に、10月24日の3.5Mhz/FT8の交信が「EK/RX3DPK」により交信ログがLoTWにアップロードされ、この交信のマッチングが取れ、正式に交信となっていた。
この時の交信では相手局から「RR73」の交信終了確認が取れなかったので当局は尻切れ扱いとしていたが相手局は「RR73]を送出していたのだった。 いずれにしてもこの時は信号が弱く、ぎりぎりの状態だったのでNG”Not in the log"でも仕方がなかった。ラッキーにも交信復活となり、これで3.5Mhzは65カントリーとなった。
「EK/RX3DPK」局とは3.5Mhzの他に、7MHz、24Mhz、28Mhzでも交信している。この局は現在、アルメニアで最もアクティブかつ強力な局と言っても過言でない。
アルメニア
アジアとヨーロッパの間にあるコーカサス山岳地帯にある国で、旧ソ連の構成国だった。キリスト教を国教とした最初の国でギリシャ・ローマ時代のガルニ神殿、4 世紀に建立されたアルメニア教の総本山エチミアジン大聖堂をはじめとした、宗教建造物で知られている。ホルヴィラップ修道院はトルコとの国境沿いにある休火山とアララト山の近くにある巡礼地である。