びわ湖に浮かぶ沖島の小学生たちが開発に参加した、沖島産のサツマイモを使ったアイスクリームの試食販売会が、守山市で行われた。
↑写真:NHK大津より
「沖島のやさしいアイス」と名付けられたこのアイスクリームは、沖島小学校の子どもたちに、商品開発を通じて島の魅力について考えたり、経済を学んだりしてもらおうと6年前(2017年)に誕生した。
アイスには子どもたちが栽培したサツマイモが使われ、びわ湖の魚などを描いたパッケージも子どもたちが考えたという。
10月13日には、子どもたちに販売の現場を知ってもらおうと、守山市内のスーパーでアイスの試食販売会が開かれ、沖島小学校の1年生から6年生14人が参加した。
そろいのはっぴを着た子どもたちは、店頭で「私たちが作ったサツマイモのアイスです」「沖島のアイスはいかがですか」などと訪れた客に呼びかけ、試食をすすめていた。また、一部の子どもたちは店内放送を行い、店の中にいる客にもPRしていた。
そろいのはっぴを着た子どもたちは、店頭で「私たちが作ったサツマイモのアイスです」「沖島のアイスはいかがですか」などと訪れた客に呼びかけ、試食をすすめていた。また、一部の子どもたちは店内放送を行い、店の中にいる客にもPRしていた。
購入した80代の女性は「子どもたちの販売する姿を見て応援したい気持ちになり、購入した。食べるのが楽しみです」と話していた。
試食販売会ではまとめ買いする人も多く、わずか1時間ほどで174個が売れたという。
沖島小学校の3年生の男の子は、「沢山の人に買って貰えてうれしいです。自分たちで育てたサツマイモで作ったアイスなので、おいしく食べて貰いたいです」と話していた。
このアイスクリームは、滋賀県内の「コープしが」の4つの店舗(https://www.pak2.com/shop/)と沖島内の2つの店で1個350円で販売されていて、1個につき10円が沖島小学校に寄付され、学校の活動に使われるという。
<NHK大津より>