滋賀県内にある32の酒蔵の日本酒をブレンドした酒の発売を前に、仕上げの瓶詰め作業が行われた。
↑写真:NHK大津より
滋賀県酒造組合は、地酒の消費拡大につなげようと、8年前から、滋賀県内の酒蔵で造られた純米酒を、毎年、配合を変えてブレンドした日本酒を製造していて、ことしは、32の酒蔵の酒を使った。
10月8日は、東近江市の酒造会社(喜多酒造)で、前日にブレンドした日本酒を瓶詰めする作業が行われ、参加している酒蔵の蔵元や社員などおよそ15人が集まって、瓶に流し込んだりフタを閉めたりする様子を見守っていた。
そして、瓶にタグをつけてから異物が混入していないか、1本1本確認し、1万本余りを箱詰めしていた。
今年のブレンド酒は、去年と比べて、濃い味の酒の割合を増やしたということで、果実のような香りが特徴の豊かな味わいのものに仕上がったという。
滋賀県酒造組合の喜多良道会長は「ブレンドした酒とそれぞれの蔵の酒を飲み比べると、個性の違いが分かると思う」と話していた。
↑写真:NHK大津より
滋賀県内の酒蔵の酒をブレンドしたこの日本酒は、9月16日から、滋賀県内の酒店やコンビニなどで、1本300ミml入り680円で販売されるという。
<NHK大津より>