琵琶湖に浮かぶ近江八幡市の「沖島」で10月29日(日)、島内外の出店者が湖魚を使った料理などを販売する催し「おきしまるしぇ」があった。
↑写真:中日新聞より
20を超える出店があり、近江米の新品種「きらみずき」を使ったゴリぽん酢丼、ビワマス弁当、鮒寿司(ふなずし)ピザなど漁師町ゆかりの料理のほか、スイーツやアクセサリー、雑貨も並んだ。
沖島漁協の女性グループ「湖島婦貴(ことぶき)の会」はスジエビのかき揚げ、ブラックバスのフライ、ビワマスの刺し身、そうめんカボチャの酢の物、炊き込みご飯などのバイキングを用意し、来島者をもてなした。
沖島町離島振興推進協議会の主催。2019年までは島民主体で「スジエビのかき揚げ、ブラックバスのフライ、ビワマスの刺し身、そうめんカボチャの酢の物、炊き込みご飯」を催していた。新型コロナ禍で2年間休止となり、昨年からは名称を改め島外からも出店を募ると、来島者が大幅に増えた。今年も島へ渡る通船に乗り切れないほどの人が集まり、臨時便で対応した。
催しの運営には、滋賀県立大の学生らが協力した。
沖島漁協の奥村繁組合長は「若い職員の発案で新メニューの開発やイベントのPRが円滑に進むようになった」と笑顔。
初めて沖島を訪れた、宮崎県西都市の農業後藤祥男さんは「宮崎も食材は豊富だが、沖島の料理はどれもおいしかった」と満足そうだった。
<中日新聞より>