日本酒の魅力を知って、海外に発信してもらおうと、滋賀県の酒蔵で、滋賀県内の学校で指導助手を務める海外出身者などを招いて、見学会が開かれた。
この見学会は、大阪国税局が開き、滋賀県内の学校で指導助手を務める人や留学生など、アメリカとイギリス、そしてジャマイカ出身のあわせて15人が参加した。
参加者は、愛荘町にある創業およそ200年の蔵元(藤居本家)の酒蔵を見学し、酒造りの工程や、重要な役割を果たす酵母などについて説明を受けた。
また、この蔵で醸造した7種類の酒を飲み比べる、利き酒を体験し、絞りたての酒や30年以上熟成させた酒を試飲して、味や香りの違いを楽しんでいた。
イギリス出身の男性は「ワインのつくり方と似ているところもあれば、違うところもあって、とてもおもしろかったです」と話していた。
この蔵元の藤居鉄也代表は「海外から訪れた人たちには、美味し日本料理と日本酒を楽しんで貰いたい」と話していた。
藤居本家 滋賀県愛知郡愛荘町長野793 https://www.fujiihonke.jp/
<NHK大津より>