”スローライフ滋賀” 

長浜市余呉の移動販売車「カエル号」 担い手不足で生協に引き継ぎ(長浜市)

 長浜市余呉町の住民自治組織「余呉地域づくり協議会」が運行していた移動販売車「カエル号」が、担い手不足などで継続するのが難しくなり、4月3三日から生活協同組合コープしが(野洲市)の移動販売車「あったか便」が引き継ぐことになった。長浜市役所で3月23日、両者などが買い物支援に関する協定を結んだ。

 カエル号は軽トラックで2013年から運行。週3日、地元にスーパーがない長浜市北部の余呉地域全域を巡り、市街地などに買い物に行くのが難しい高齢者らに食品や生活雑貨を販売してきた。しかし、人員確保や資金面から地域づくり協が続けるのは難しく、長浜市社会福祉協議会の仲介で、コープしがが継承することになった。

↑写真:中日新聞より

 コープしがの「あったか便」も軽トラックを使用。300〜400商品を積み込み、余呉地域で月〜木曜に販売する。同じく買い物困難者が多い上草野地区にも金曜に出向く。商品1点につき、コープしがの店頭価格に協力金10円を加算して販売するが、カエル号のときより割安になる。

 締結式では、浅見宣義市長、コープしがの白石一夫代表理事、余呉地域づくり協の三国晃会長らが協定書を交わした。三国会長は「余呉は買い物に往復一時間かかる地域もある。カエル号を充実した形で受け継いでいただけるのはありがたい」と感謝。白石代表理事は「カエル号が積み上げた信頼をわれわれが1から積み上げていきたい」と抱負を述べた。

<中日新聞より>

筆者コメント: いよいよ滋賀県内の高齢化と過疎地域の買い物難民が表面化してきた感じである。これからどこにでも発生する可能性があるためそうなる以前からの対策が肝要かと思われる。
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