「秋の七草」の「萩(ハギ)の花」が、滋賀県長浜市新庄寺町の「神照寺」(じんしょう)で見頃を迎えている。爽やかな風が吹き抜ける中、花が境内を彩り、参拝者に初秋の訪れを告げている。
↑写真:京都新聞より
神照寺は萩の名所として知られる。
室町時代の初代将軍足利尊氏が、弟の直義と和解をした際に植えたのが始まりとされる。13品種1500株が本堂の周辺や200mの参道に植えられている。細長い枝に稲穂状に赤紫や白、ピンク色の花が付き、かれんに咲いている。
例年並みに咲き始めた。今年は8月上旬に雨量が多く、生育は順調で、今後咲く花も大きくなりそうという。見頃は9月18日頃まで、19歳以上は入山料が必要。
神照寺
長浜市新庄寺町323
<京都新聞より>