和洋菓子製造販売のたねやグループ(近江八幡市)の旗艦店「ラ コリーナ近江八幡」(近江八幡市北之庄町)で9月11日、従業員が敷地内の田で栽培している稲を刈った。
「ラ コリーナ近江八幡」が開店した2015年から、農薬を使わず昔ながらの農法で米作りをしている。今年は、全国の店舗や製造現場などで働く入社2年目の約80人が参加。約4000㎡で、5月に田植えをした「キヌヒカリ」を、9月12日(木)にかけて収穫する。
9月11日(水)は、先輩従業員らに稲束のくくり方や鎌の扱いを教わりながら作業。刈り取った稲をひもで束ね、竹などで組んだ稲架(はさ)に掛けて天日干しした。
2日間で約500kgを収穫する見込みで、従業員食堂や商品開発で使う予定。
普段は東近江市の店舗に勤務する服部穂乃加さんは「手作業は難しく大変。米作りを体験して、商品の原材料でもある米の品薄のニュースに自然と目が向いた」と話した。
9月22日(日)には、大学などと共同で実証栽培をしている店舗前の田で「秋の詩」を収穫する予定。
たねやグループHP https://taneya.jp/la_collina/
<記事・写真: 中日新聞より>