東近江をデニムの聖地へ――。そんな思いを込めたペイントトラック(10トン)の完成披露会が9月7日(土)、東近江市役所新館駐車場であった。
このペイントトラックは、近江鉄道八日市駅前の商店街を拠点にオリジナルジーンズを製作、販売する有限会社「ヨークハウス」が、縫製の楽しさや素晴らしさ、そして「東近江をデニムの聖地へ」を全国に発信しようと、各地で縫製ライブを開催しようと実現させたもの。
ペイントとデザインの費用をクラウドファンディングで5月上旬から募り、300人以上から750万円を超える支援を集めた。コンテナのペイントは、ジーンズに身を包んだ同社社長でニードルワークアーティスト(縫製職)の「小中儀明」さんをはじめ同社社員が「東近江をデニムの聖地へ」をアピールする、わくわくするデザインとなっている。
完成披露の当日は、支援者や関係者が見守る中、テープカットが行われたあと、小中さんによる縫製のパフォーマンスが披露された。
小中さんは、縫製ライブの意義について「自分が着るものが目の前でできるのは、お金に換えられない価値がある。アーティストの考えや思いを作品にして届けたい」と話していた。
「東近江をデニムの聖地へ」9月7日、ペイントトラックお披露目(東近江市)
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<記事・写真: 滋賀報知新聞より>