国の特別史跡で日本100名城の1つとして知られる「観音寺城」の見どころをハンドブックにまとめた冊子「観音寺城 佐々木六角解体新書」を近江八幡観光物産協会が作成した。
2020年に作成した「織田信長解体新書」に次ぐ2作目で、歴史愛好家らの要望に応えて作成した。
観音寺城は、南北朝時代に築城されたと言われる山城で、その後、幾度も増改築され、近江守護佐々木六角の居城となった戦国時代には繖山(きぬがさやま)全山を城域とする国内最大規模の山城に発展。現在も山頂から中腹にかけて大がかりな石垣や石段、武将邸の遺構が現存する。
冊子では、近江の国を約400年に渡り守護していた城の歴史的背景や役割、観音寺城を本拠とした佐々木一族の歴史、山城の巨大スケールを体感する観音寺城の歩き方ガイド、謎だらけの7つのミステリーを分かりやすいイラストとともに解説している。
観音寺城 佐々木六角解体新書(A5判16ページ、1万部作成)
配布:
・安土城郭資料館で09:00~10:00の間に入館(入館料大人200円、学生150円、小人100円)、無料配布を申し出ると1人1冊を進呈。
・先着1000人。
・10:00以降に入館した場合は、入館料と1冊100円が必要。
問い合わせ:
安土城郭資料館(近江八幡市安土町小中700)
TEL 0748ー46ー5616
<滋賀報知新聞より>
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