滋賀県の伝統芸能の「江州音頭」をイメージしたクラフトビール「ドッコイサワーエール」が、8月9日(月)から滋賀県内で販売される。
↑写真:中日新聞より
滋賀県日野町大窪のビール製造会社「ヒノブルーイング」が、昨年に続いて製造した。今年は祭りが開かれる暑い時期に飲むことを意識し、さっぱりとした、酸味が強いレモネードのような味わいに仕上げた。
各地の祭りをテーマにしたビールをつくる同社は昨年、新型コロナウイルス禍で江州音頭が中止となり、家で雰囲気だけでも味わってもらおうと商品を開発。江州音頭の掛け声をもじって「ドッコイサワーエール」と名付けた。
昨年はベリー系の甘めの香りでつくったが、今年は炎天下でも、気持ち良く飲めるようなさわやかな味を目指した。ドイツ産の麦芽とかんきつ系の香りのするホップを原料にし、酸味を強調した。アルコール度数は通常のビールより少し低い4・5%で、飲みやすくした。
昨年の商品と同様、ラベルに印刷されたQRコードを読み取ると、江州音頭の映像を見られる。
ヒノブルーイング社の田中宏明社長は「今年もコロナで祭りが中止になっているが、映像を通して江州音頭を知り、雰囲気を味わって欲しい」と話す。共に開発した同社のショーン・フミエンツキさんは「飲んだらスッキリできて、夏にぴったりの味」と自信を見せた。
330ml瓶入り、650円。滋賀県内のローソン、平和堂とイオンの一部店舗で限定3000本を販売する。
滋賀のクラフトビール 「長浜浪漫ビール」と「HINO BREWING(ヒノブルーイング)」
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<中日新聞より>