滋賀県の東近江市に2つの「オンリーワン」のユニークな衣料会社があるのご存じだろうか。
1つはデニムで有名な「FORTYNINERS」(東近江市八日市本町14−25)
と、もう1つは高級パジャマの「パジャマ工房(ラブリー)」(東近江市八日市上之町7-5)
「FORTYNINERS」は過去何回も紹介済だが今回は「パジャマ工房(ラブリー)」を紹介したい。
なんだ「パジャマ」と思う方が大半だと思うが東近江市に創業62年の今なお日本の職人が作る高級パジャマ製造販売の「パジャマ工房」(ラブリー)がある。
「パジャマ工房」は店頭販売をしていないがインターネット販売により入手できる。
パジャマ工房
普段、一般的に見つけるパジャマは殆どコスト性の観点で海外で製造されたものが主流だろう。
しかし、「パジャマ工房」(ラブリー)は日本製・自社製造にこだわり、高品質なパジャマを熟練した職人が東近江市から送り出している。
今日では日本製のパジャマを製造するところは殆どなくなったのではないか。
事業は順調のようであるが悩みがない訳ではない。
それは将来的な「事業継続」の問題である。高品質な製造を担う「熟練職人」の高齢化と引き継ぐ若手人材が不足しているからである。
農業や個人の商店、中小零細企業も同様でこれは全国的な問題でもある。
「パジャマ工房」は今日のパジャマ専業に至る前は大手下着メーカーの下請けなども経験し、最終的に自社ブランドで直営製造販売まで発展させてきた。現経営者は事業自体は好調有望だけに事業継続に向け日々模索している。