滋賀県内の食品関連企業や学生ら36の団体が力を合わせ、滋賀県産小麦「びわほなみ」100%の中華麺「近江冷(ひや)し中華麺 湖国そだち」を開発した。
JAレーク滋賀の直売所「おうみんち」やコープしがの各店舗などで6月15日(木)に発売する。1袋2玉入りで、税抜き398円。
↑写真:中日新聞より
開発した中華麺は、一般的な小麦よりも穂が白いびわほなみの特徴を生かした白色で、弾力のある食感に仕上げた。びわほなみは小麦粉にしやすく製麺に向いているため、うどんやパスタのほか、給食のソフトめんにも使われている。
↑写真:中日新聞より(中華麺の開発に携わったメンバーら)
地産地消の食品開発を促し、持続可能なビジネスモデルの実現を目指す滋賀県事業の一環で、異業種の組織が共同開発した。事業事務局の滋賀県食品産業協議会(大津市)がまとめ役となり、36の企業や団体が「中華麺開発チーム」を結成した。
滋賀県産小麦の麺の開発や普及を目指す滋賀県製麺工業協同組合(近江八幡市)や全国農業協同組合連合会(JA全農)しが(大津市)、製粉大手の日清製粉(東京)、立命館大食マネジメント学部(草津市)の学生団体「ぎゅっと滋賀」などが参加した。
事業では地域の食品関係者の参画を支援するのをはじめ、地産地消によって食材を運ぶ距離を短くし、トラックなどの運搬車から出る温室効果ガスを削減させる効果にもつなげる。麺づくりの構想は2021年夏に始めた。多様な組織がさまざまな意見を寄せ、特徴的な食感や白さなどびわほなみの特色を前面に出す方向性を定めた。
開発した中華麺は、一般的な小麦よりも穂が白いびわほなみの特徴を生かした白色で、弾力のある食感に仕上げた。びわほなみは小麦粉にしやすく製麺に向いているため、うどんやパスタのほか、給食のソフトめんにも使われている。
↑写真:中日新聞より(中華麺の開発に携わったメンバーら)
地産地消の食品開発を促し、持続可能なビジネスモデルの実現を目指す滋賀県事業の一環で、異業種の組織が共同開発した。事業事務局の滋賀県食品産業協議会(大津市)がまとめ役となり、36の企業や団体が「中華麺開発チーム」を結成した。
滋賀県産小麦の麺の開発や普及を目指す滋賀県製麺工業協同組合(近江八幡市)や全国農業協同組合連合会(JA全農)しが(大津市)、製粉大手の日清製粉(東京)、立命館大食マネジメント学部(草津市)の学生団体「ぎゅっと滋賀」などが参加した。
事業では地域の食品関係者の参画を支援するのをはじめ、地産地消によって食材を運ぶ距離を短くし、トラックなどの運搬車から出る温室効果ガスを削減させる効果にもつなげる。麺づくりの構想は2021年夏に始めた。多様な組織がさまざまな意見を寄せ、特徴的な食感や白さなどびわほなみの特色を前面に出す方向性を定めた。
今後は焼きそば用の麺の開発も検討し、滋賀県外や海外での発売も視野に入れる。滋賀県製麺工業協同組合の冨江彦仁代表理事は「滋賀の麺職人がこだわって作ったおいしい冷やし中華。ぜひご賞味を」と話す。
<中日新聞より>