東近江市初のブルワリー（クラフトビールの小規模醸造所）の「フローラ ファーメンテーション」（東近江市）は、（東近江市北花沢町２９４）は、醸造所をスタートさせるための資金の一部をインターネットで集めるクラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で募っている。
期限は８月３１日（土）まで。目標額の３００万円は達成したが、セカンドゴール６００万円に向けて支援を求めている。一口３０００円～１００万円。返礼品はメッセージカード、同社缶ビール６本セット、工場＆ホップ畑見学、ドリームプランなど。目標額に届かなくても、計画を実行し、返礼品を届ける。
「フローラ ファーメンテーション」社は、滋賀県内のクラフトビール製造に関わった３人で設立したブルワリーで、代表取締役の大西康平さん（１９９４年生まれ、大阪府出身、長浜バイオ大学出身）と清水ノイバウアーカイさん（９４年生まれ、カナダ出身）、田中翔太さん（９３年生まれ、滋賀県出身）で構成。
3人は20歳の頃、クラフトビールなどの製造やレストラン経営を手がける「長濱浪漫ビール」（長浜市）でアルバイトをしながら醸造を学び、意気投合して起業を約束した。大西さんはニュージーランドや北海道、清水さんは出身地のカナダ、田中さんは岩手県や奈良県でホップ栽培やビール醸造の技術を学んだ。
3人が出会った滋賀県を起業の候補地に決め、大阪府出身の大西さんが他の2人に先立って22年1月に東近江市に移住。同10月に農地を借りて創業し、排水のためにライ麦を栽培しながら、醸造所となる物件を探していた。
２０２２年に東近江市永源寺地区に醸造所を構えた。 醸造所は2023年12月、工務店の倉庫を買い取って改修を進めた。今年9月に醸造を始め、ここで製造した看板商品「フローラ エール」を10月にも発売。その後は毎月2本の期間限定ビールも販売していく。年間で最大7万2千リットルを製造できる設備を用意した。
国内では珍しいホップを栽培し、３年後には年間ホップ使用量を自社栽培ホップでまかなえる収量（２５０ｋｇ）をめざす。
↑写真： 中日新聞より
詳しくはクラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」のホームページへ。
近江の地でホップ栽培から最高のクラフトビールをつくる！＜滋賀県東近江＞ https://camp-fire.jp/projects/770233/view?list=silver_egg
＜滋賀報知新聞＆中日新聞より＞
滋賀県内のクラフトビールメーカー
滋賀県内には10社ほどのメーカーが既にあり、「フローラ ファーメンテーション」は東近江市初として参入する訳だが自家製のホップ栽培をする本格的な取り組みを計画している。ホップ栽培は「彦根麦酒」が彦根の荒神山山麓で既に開始している。
クラフトビールは日常生活ではまだ定着していない。大半が小規模事業からスタートしているが事業として成長するにはマーケット開拓が欠かせない。或いは小売り酒屋に似た商売も生き残る１つの道かもしれない。
★長浜浪漫ビール（長浜市）
https://www.romanbeer.com/
★ヒノブルーイング（日野町）
https://hinobrewing.jp/
★彦根麦酒（彦根市）
https://hikonebrewing.jp/
★びわ湖ブルワリー（高島市）
https://biwako-beer.com/
★近江麦酒（大津市）
https://omibeer.jp/
★びわこいいみちビール（甲賀市）
https://beer-cruise.net/beer/971012_2.html
★二兎醸造（近江八幡市）
https://www.tworabbitsbrewing.com/
★ダイヤモンドブルワリー（近江八幡市）
https://diamond-brewery.jp
★くにうみブルーイング（多賀町） https://www.instagram.com/kuniumibrewing/
【過去ログ】
日本で唯一の「にごりワイン」の専門メーカー「ヒトミワイナリー」（東近江市）
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/e8ee831b6678e391c1497b67c8f0e0fa
「琵琶湖ワイナリー」のワイン「浅柄野」（栗東市・栗東ワイナリー）
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/262d6a042ec6eb4efbf2959bd56affee
コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。