ハム局のコールサインのサフィックスが「2文字」コール局を見つければついついコールしてしまう。
サフィックスが「2文字」局とは、例:JA3AAでは「AA」、BY1PKでは{PK」などがそれにあたる。
サフィックスは大体、開局が早い順に「AA」から「ZZ」まで付与されていることが多い。よって概して古いOM(Old Man)である。
国によって発給のルールが違ったり、コールサインの再割り当て制度もあるので先に付与された2文字のコールサインが失効した場合、新しくても付与されることがあるので一律に言えないが大体は古い局が多い。
私は同じJA3でも「3文字」のコールサインなので「2文字」の局に憧れがある。
日本の場合、戦後の1952年(昭和27年)にハムが再開された。
従って、その時期に開局が出来た人にコールサインを付与された。
開局には資格と無線技術があることが必要で当然ある程度の年齢が必要である。
私は戦後生まれなのでその当時申請自体が無理なことであった。
つまり、私が開局の年代になった頃には2文字コールは既に割り当てされており2文字コールは求めるべくもない。
また、日本では2文字コールは永久欠番なのでこのルールが変わらない限り無理な望みである。(3文字コールも現状では再割り当てされていない)しかし、「3文字」コールのサフィックスでも50年以上使っていると愛着が湧く。
ハムの世界では本名は知らなくてもコールサインで知る人は多い。ハムの交信では「コールサイン」で成り立っている。コールサインは本名以上に大切な分身である。