女子硬式野球界の日本一を決める最大のイベント「第18回 全日本女子硬式野球選手権大会」(全日本女子野球連盟主催)がきょう10月8日(土)、愛媛県松山市(マドンナスタジアム、坊ちゃんスタジアム)で開幕する。
昨年3位に輝いた東近江バイオレッツもあす10月9日(日)に初戦(日本大学国際関係学部)を迎え、念願の優勝に向けチームの士気も高まっている。
各地で開かれた今年の女子硬式野球大会の上位チームのみが出場できる今年の全日本大会。
各地で開かれた今年の女子硬式野球大会の上位チームのみが出場できる今年の全日本大会。
トーナメント制の大会には高校や大学、社会人、クラブチームなど実力揃いの28チームが出場を予定している。今年で4回目の出場となったバイオレッツは選考枠で出場の切符を手にした。
創部5年目となる今年のバイオレッツは、選手総勢24人と過去最大の選手層でシーズンを戦い、6月の関西大会では初優勝を収めるなど女子野球界でも一目置かれる存在となった。
しかし、優勝候補の一角として出場した8月の全国大会(クラブ野球選手権大会)では、勢いづく他チームの波にのまれて惜しくも2回戦敗退。その雪辱を晴らすべくこの全日本に気持ちをぶつける。
↑写真:滋賀報知新聞より
大会を前に、練習では好調が続く投手陣を中心にさらなる守備の強化を図ってきた。課題の一つとなっていた打撃にも磨きをかけ、近々の練習試合などでも競り勝つ場面が増えてきた。チームの士気も上向きだ。
創部当初からバイオレッツをまとめてきた上田玲総監督のもとで今シーズンから監督を務める中村茜監督は「勝利につながるようどんな状況でも集中できる意識づくりを培ってきた」と勝利への執念をみせる。「出場のチャンスをしっかり生かせるようチャレンジ、挑戦者の気持ちを強く持って挑みたい」と力を込める。
試合速報は全日本女子野球連盟の公式フェイスブック(https://ja-jp.facebook.com/Japanwomensbaseball/)などで確認できる。
<滋賀報知新聞より>