1月19日(日)、「第30回全国都道府県対抗男子駅伝大会」が広島で行われ、長野県が4連覇の11回目の優勝を果たした。2位は千葉、3位は福島、4位は広島、5位は埼玉だった。
滋賀県男子チームも健闘したが今年も30位台の壁は破れず、成績・順位とも昨年よりも下げ、「42位」(2時間24分10秒)の成績で終わってしまった(*2024年は26位、2時間23分03秒だった)。女子は総合26位だったので残念ながら今年の都道府県男子は惨敗である。唯一、2区と6区の中学生区間で好走したのは収穫だった。もし、安原太陽・海晴兄弟が走っていれば少しは挽回できたかもしれないとも思うが贔屓の引き倒しだろうか。
↑7区ゴールのアンカー宮地大哉(NHK-TVより)
***第30回全国都道府県対抗男子駅伝・滋賀県チーム結果***
1区(7km): 伊勢村羚太、 総合45位(区間45位)、滋賀学園高3年
2区(3km): 石原向規、 総合44位(区間12位)、守山市立守山中3年 3区(8.5km): 小嶋郁依斗、総合39位(区間32位)、京都産業大2年 4区(5km): 小川翔太郎、 総合39位(区間38位)、滋賀学園高2年
5区(8.5km): 若狭奏汰、 総合38位(区間31位)、草津東高2年 6区(3km): 中尾瞭佑、 総合37位(区間19位)、大津市立唐崎中3年
7区(13km): 宮地大哉、 総合42位(区間44位)、山梨学院大3年
補欠: 菅原 爽、 大東文化大1年
補欠: 中尾駿佑、 唐崎中3年 補欠(アンカー): 梶谷優斗、 東海大4年
【ブログ筆者コメント】 都道府県対抗男子駅伝 滋賀県男子は想定外の42位に沈み今年も30位台の壁を破れなかった。女子チームと同じだが1区の不振で今大会の悪い流れを作ってしまい挽回することが出来なかった。今回1区と4区の走者を入れ替えたが好結果を生まなかったものと思われる。風邪などの体調不良、何かのトラブルか、メンタルかは分からないが健康管理が十分だったのか。走者選考、エントリー順の決定などマネージメント側の配慮は行き届いていたのか。。。
他都道府県の上位チームのタイムは軒並み良くなってきているのに逆に滋賀県は向上の傾向が見られない。タイムも落ち伸び悩んでいる。 女子チームとも共通しているのだが個人記録が上位チーム選手と比べて差があることだ。駅伝は例え一人抜きん出た選手がいたとしてもその他の区間でそれをキープできなければ順位は保てない。メンバー全員が平均的に高ラップの走力が必要となる。滋賀県は男女とも抜きん出た選手が少なく、どんぐりの背比べに近い感じで特徴がない。
学力もそうであるが滋賀県の小中学校の学力が毎年全国平均をかなり下回っている。小中のときに基礎・土台を築いていてこそ高校、大学で生きて来るのと同じで滋賀県のスポーツ界も基本的には同根の課題ではないのかとさえ思う。
高島市出身で滋賀学園(今春から駒澤大陸上部に進学)の800m陸上選手「落合晃」みたいな人材はおいそれとは現れないので滋賀流の育成法を確立して育てるしかない。希望を持って頑張って欲しい。来年は更に成長している滋賀チームを観るのを楽しみにしている。