バスケットボールBリーグ2部(B2)西地区で優勝した「滋賀レイクス」は5月11日(土)
から、ホームの滋賀ダイハツアリーナ(大津市)で、B1昇格を懸けて、「山形ワイヴァンズ」とプレーオフ準決勝を戦う。
5月13日までの3試合で2勝すると、チームが目標にしている1シーズンでのB1復帰が決まる。
レイクスは準々決勝で青森ワッツ(東地区4位)に2勝1敗で辛勝。山形(東地区3位)は、ライジングゼファー福岡(西地区2位)を破り、勝ち上がってきた。
レギュラーシーズンの対戦成績は、レイクスが山形に4戦全勝している。
レイクスのダビー・ゴメスヘッドコーチは「3ポイントシュートをよく打つチーム」と山形を分析。「大事な試合でも、子どもの頃のようにバスケを楽しむ気持ちを忘れないことが大切」と述べた。
B2への降格が決まった昨年5月7日の京都ハンナリーズ戦で、コートに立っていた野本大智(だいち)選手は「京都で負けた時のブースター(ファン)の悲しむ姿は目に焼き付いている。今度はホームでブースターが喜べるよう結果を出す」と決意。昨季まで山形に所属していた田原隆徳選手は「成長させてもらったチームと対戦できるのはうれしい。自分たちの本気をぶつける」と誓った。
B1に昇格できるのは、プレーオフの上位2チーム。準決勝に残った4チームのうち山形は、B1に参加する条件を満たしていないため、レイクスが準決勝で敗れた場合は、3位決定戦で勝利したチームが昇格する。
<記事・写真:中日新聞より>