3月3日の桃の節句に向け、焼き物のひな人形づくりと出荷作業が、滋賀県甲賀市信楽町の窯元で最盛期を迎えている。
↑写真:中日新聞より
老舗窯元「明山(めいざん)陶業」では、高さ7〜12cmで手のひらサイズのひな人形を中心に作り、1月から出荷している。
やや面長とかわいらしい丸顔があり、板状の粘土を曲げて作る着物は、刻印やはけを使って細かい模様を施す。釉薬(ゆうやく)をかけ、素朴な色合いに焼く。小さいため、飾り付けや収納に場所を取らないのが特長。
9代目代表の石野伸也さんは「柔らかく温かみのある風合いに仕上げている。コロナ禍で家で過ごす時間が長いので、飾って和んでもらえたら」と話す。8種類で価格は3万〜16万円台。地元の専門店で扱うほか、同社ホームページでも販売している。
老舗窯元「明山(めいざん)陶業」
甲賀市信楽町長野1055−1
電話: 0748-82-8077
https://www.meizan.co.jp/fs/waraku/c/doll
老舗窯元「明山(めいざん)陶業」では、高さ7〜12cmで手のひらサイズのひな人形を中心に作り、1月から出荷している。
やや面長とかわいらしい丸顔があり、板状の粘土を曲げて作る着物は、刻印やはけを使って細かい模様を施す。釉薬(ゆうやく)をかけ、素朴な色合いに焼く。小さいため、飾り付けや収納に場所を取らないのが特長。
9代目代表の石野伸也さんは「柔らかく温かみのある風合いに仕上げている。コロナ禍で家で過ごす時間が長いので、飾って和んでもらえたら」と話す。8種類で価格は3万〜16万円台。地元の専門店で扱うほか、同社ホームページでも販売している。
老舗窯元「明山(めいざん)陶業」
甲賀市信楽町長野1055−1
電話: 0748-82-8077
https://www.meizan.co.jp/fs/waraku/c/doll
又、信楽町長野の「陶房準」では、陶人形作家の葛原準子さんが23年前からひな人形を制作している。土の板を巻き付けて柔らかい雰囲気の着物になるように気を配りながら、1カ月かけて一体ずつ丁寧に手作りする。
昨年11月から作業を始め、約60セットを制作するという。葛原さんは「土の味わいを生かしながら、子どもの健やかな成長を願って作っています」と話す。
<中日新聞、京都新聞より>