イワナやアマゴ、ニジマスが釣れる滋賀県内有数の釣りの名所として知られる愛知川(えちがわ)上流の渓流釣りが2月26日に解禁した。
解禁前の24日には、漁協組合員やボランティア約25人が集まって成魚の放流を行った。
↑写真:滋賀報知新聞より
愛知川上流漁業協同組合が管理するこの地区では、解禁日前になると組合員のほか、有志や釣り愛好家などボランティアを募って毎年成魚や稚魚の放流を行っている。今年も数回に分けて合計4トンの成魚を放流予定で、放流初日のこの日は醒ヶ井養鱒場から運ばれた500キログラム分の成魚が放流された。
連日の降雪の影響で主要道路を外れると30cmを超える積雪が残っており、放流日前には道路や足場の除雪作業も行った。組合員らも「こんな状況での放流は初めて」と話す。そのような中でも組合員らは成魚の入ったバケツを片手に、雪をかき分けながら放流に汗を流していた。
遊漁期間は9月末まで。遊漁券は1日券2000円、年券6000円。
愛知川上流漁業協同組合事務所(東近江市政所町1692―2)やインターネットで購入できる。
問い合わせ:
愛知川上流漁業協同組合(TEL 0748―29―0620)