「5 Band DXCC」の達成を目指して始めた「3.5Mhz (80m)」だが四半期が過ぎた。
3.5Mhzを始めたのが今年の2月で、アンテナの準備が遅れ、秋期〜冬期に掛けてのLOWバンドシーズンに間に合わず事実上終わりかけていたので本格的なLOWバンドDXはまだ経験していない。
それでも落ち穂拾いのごとく3.5Mhzで交信を重ね、交信できたカントリー(エンティティ)は現時点で「43カントリー」になる。
昨秋3.5Mhzで受信出来たカントリー数は100を超えているのでそれに比べると43カントリーの交信数は少ないがLOWバンドは受信できても飛ぶとは限らないのでこのスコアは季節を考慮するとまずまずでもある。
3.5Mhz の運用は10m高の変形G5RVアンテナである。全長30m余のこのアンテナはフルサイズの3.5Mhz のダイポール(全長40m)と比べると短いがアンテナチューナーで同調を取ればSWR1.0近くになり何とか電波は発射できる状態である。高さが10mしかないのと周囲に家屋があるので十分な効果は発揮できてはいないと思う。
それでも良好なロケーションと高いフルサイズのアンテナを持ち、高出力の局には太刀打ちできないがLOWバンドのオフDXシーズンでも6大大陸とも交信出来ている。
3年計画で5BDXCC達成が目標だが既に3.5Mhz以外は100カントリー以上を越えているので残るは3.5Mhzだけである。3.5Mhzは現在近回りのカントリーしか交信出来ていないが今後、大票田のEUとの交信が目標達成のキーとなるだろう。
1年でどのくらい交信出来るか見通せないが60-70カントリー位には近づきたい。それまではコンデションが夜間、早朝に開けるアジア、太平洋などの近いカントリーをコツコツと交信のトライをしたい。この秋以降のLOWバンドDXシーズンに期待している。