滋賀県竜王町山之上の観光農園で、桃の収穫期を迎えた。桃狩りができる農園では、滋賀県内外からの多くの人でにぎわっている。
道の駅「アグリパーク竜王」によると、桃は地元生産組合に加盟する6農園が計2・88ヘクタールで栽培する。そのうち狩りは、「フルーツパーク陽平」と「喜(よろこび)農園竜玉」で体験できる。
「フルーツパーク陽平」では、柔らかくて甘みが豊かな「日川白鳳」の収穫が最終盤に。間もなく「あまとう2号」や「あかつき」の狩りが楽しめるという。
7月13日(土)は木々の下にシートを敷き、桃を味わいながら会話を楽しむ家族づれの姿も。愛知県東海市から初めて訪れた保育士の松本誉理さんは「甘くてみずみずしく、とてもおいしい」と笑顔。園主の寺嶋陽平さんは「梅雨が明ける頃、糖度がより一層乗ってくるのでは」と期待していた。
「フルーツパーク陽平」は食べ放題で、中学生以上2000円、小学生1500円、3歳以上の幼児1000円。
「喜農園竜玉」は4玉収穫体験が2000円で、2人まで入園可。
道の駅は7月16、22日は休み。以降は8月末まで無休。
問い合わせ: 道の駅「アグリパーク竜王」0748(57)1311 滋賀県蒲生郡竜王町山之上6526 https://www.aguri-p.com/
<記事・写真: 中日新聞より>