新型コロナウイルス感染症の対応に追われる医療従事者への感謝の気持ちを込めたひな人形「清輝雛(せいきびな)」が、東近江市内に工房を構える人形師・東之湖(とうこ)さんの手によって制作された。
↑写真:滋賀報知新聞より
「清輝雛」の展示
期間: 4月中旬まで
場所: 五個荘近江商人屋敷・中江準五郎邸(東近江市五個荘金堂町643)
「清輝雛」の高さは、女雛52cm、男雛67cmもあり、滋賀県内の地場産業でもある近江上布を衣に使用、医療従事者を応援するシンボルカラーの青色を全体にあしらった。
澄みきった明るい未来と社会をイメージしながら、感染拡大し始めた昨年2月ごろから制作に取りかかった。
作者の東之湖さんは「自分自身も難病を経験し、医療従事者の方々が試行錯誤しながら関わってくださる姿を見てきた。医療従事者も患者も不安が多い中、何か励みになることはできないかと制作し、収束への願いを込めました」と思いを語る。
<滋賀報知新聞より>