生け花などに使われる滋賀県湖東地域の特産の花「リアトリス」の収獲が6月14日から始まった。
「リアトリス」は、1mほどのまっすぐ伸びた茎の先に、紫色のかれんな花を咲かせるキク科の多年草で、湖東地域では、特産品として栽培に力を入れている。
滋賀県内では14日から収獲が始まり、このうち愛荘町では、地元の農家が1本1本はさみを入れて丁寧に収獲していた。
また、15日からの出荷に向け、ブランド価値を高めようと、地元の農協で出荷基準などについての研修も行われ、およそ20人の生産者が参加した。生産者たちは、担当者から繊細な花なので花が痛まないよう乾いてから箱詰めすることなどの注意点を教わっていた。
湖東地域のリアトリスは7月上旬まで収獲が続く。
<NHK大津より>