児童虐待防止のメッセージを込めたオレンジリボンのたすきをつないで走る「第13回びわ湖一周オレンジリボンたすきリレー~子どもの笑顔がいちばん!」が10月22日に行われる。同リレーを運営する市民団体「CFRびわこ」(郷間彰事務局長)のメンバーらがこのほど滋賀県庁で記者会見を開き、「ランの部」と「応援写真の部」への参加を呼びかけた。

↑写真:滋賀報知新聞より
びわ湖一周オレンジリボンたすきリレーは、2006年7月に高島市でおこった2歳児虐待死事件を機に有志らが11月の児童虐待防止推進月間の活動を知ってもらおうと10年から始めた。
びわ湖一周オレンジリボンたすきリレーは、2006年7月に高島市でおこった2歳児虐待死事件を機に有志らが11月の児童虐待防止推進月間の活動を知ってもらおうと10年から始めた。
これまで同団体ではオレンジリボン啓発を延べ73回実施し、約14万個のリボンを配布してきた。メンバーらは「オレンジリボンは児童虐待防止の運動であることを知らない県民も多い。無料の児童相談所虐待対応ダイヤル189(いちはやく)の周知を広げるためにも継続した活動が必要」と述べる。
13回目の開催となる今年のテーマは「子どもの笑顔とあなたの笑顔!」とし、子育て中の親に寄り添った啓発も行う。
13回目の開催となる今年のテーマは「子どもの笑顔とあなたの笑顔!」とし、子育て中の親に寄り添った啓発も行う。
例年、同リレーは2日間かけて啓発を行ってきたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から昨年同様今回も1日の行程となる。
大津港(大津市)から琵琶湖岸を中心に反時計回りにびわ湖こどもの国(高島市)までの全長約134kmのうち、大津市・草津市・守山市~野洲市・近江八幡市・近江八幡市~東近江市・彦根市・長浜市・高島市2地点の10区間合計25kmでたすきをつなぐ。
大津港(大津市)から琵琶湖岸を中心に反時計回りにびわ湖こどもの国(高島市)までの全長約134kmのうち、大津市・草津市・守山市~野洲市・近江八幡市・近江八幡市~東近江市・彦根市・長浜市・高島市2地点の10区間合計25kmでたすきをつなぐ。
1区間0・2~5・6kmで、各区間ペースは時速7km程度とし、ランナーはオレンジリボンたすきとビブスを着用して走る。
また、当日は、同団体メンバーの他、滋賀県や市町、児童福祉施設の関係者らも一部区間を走る予定のほか、ゲストランナーとして滋賀県スポーツ大使でリオデジャネイロパラリンピックにマラソン競技日本代表で出場した近藤寛子さん、ロンドンオリンピック棒高跳び日本代表の我孫子智美さんも参加を予定している。
一方、「応援写真の部」は「子どもの笑顔とあなたの笑顔!」をテーマとした写真を1人1枚募集し、啓発動画として編集したものを「CFRびわこ」ホームページ(http://cfr.sakura.ne.jp/)などで公開する。
同団体では「児童虐待は身近な問題で、いかに周りが気付けるかが大事」とし、「リレーを機に気付き、つながる、はじめの一歩が広がってほしい」と述べている。
応募の締め切り: 8月31日まで。
問い合わせ: 「CFRびわこ」へメール(cfr@biwako.eek.jp)で。
<滋賀報知新聞より>