全国から集まった約10万本もの護摩木をたきあげて一年の汚れを落とし、新年の無病息災を願う「お火焚大祭(ひたきたいさい)」が12月4日、東近江市の「勝運の神」の神社としても有名な神社「太郎坊宮」であった。
これが終われば太郎坊宮も正月準備モードとなる。
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↑写真:中日新聞より
丸太で組んでヒノキの葉を積み上げた約3m四方の護摩壇に山伏がたいまつで点火。ほら貝の音や読経の声が響く中、護摩木が次々と激しい炎の中に投げ込まれた。多くの参拝者が見守る中、浴びると、身も心も清められるとされる真っ白な「神煙」が周囲に立ち込めた。
単身赴任先の愛知県東海市から大津市に帰省中の会社員古庭裕樹さんは、この十年近く、ほぼ毎年参拝。初めて来た後に長女を授かっており、神煙に「(娘が)妹がほしいと言っているので、第二子を授かれたら」との願いを託していた。
<中日新聞より>