東近江市制20周年(旧八日市市、愛東町、永源寺町、湖東町、五個荘町、蒲生町、能登川町の1市6町が合併)を記念した「20畳敷東近江大凧」が、約1カ月間の制作を経て完成した。2月11日(火)の記念式典の後、東近江市立聖徳中学校グラウンドでの飛揚を予定している。
祝い凧や願い凧として、記念行事や大きな節目に合わせて制作されてきた「東近江大凧」。大凧に描かれた絵柄と文字に意味を持たせる今回の判じもんは、上部に鳳凰(ほうおう)を描き、下部に「祝」、中央に「東近江」の文字で「奉(鳳)祝 東近江」と読む。
制作には延べ230人が参加した。2月6日(木)、東近江市職員や東近江大凧保存会のメンバーら約30人が、最後の工程となる願い札貼りを東近江大凧会館別館で行った。
東近江市民から集まった約300枚の願い札には、東近江市の発展を願う思いや、子どもたちの健やかな成長、自身の目標などが書かれ、職員らは凧と骨組みをつなぎ合わせるよう丁寧に張った。 東近江市職員組合青年部長の西野颯大さんは「若い人が東近江大凧に親しみを感じる機会にもなれば」と飛揚の日を心待ちにした。
飛揚は2月11日(火)12:30頃(11:00時開場)。東近江市は大凧揚げの引手を募集している。
また、会場では豚汁の振る舞い(先着200人)や、小学生以下には記念凧のプレゼント(先着50人)もある。
<記事・写真: 滋賀報知新聞より>