”スローライフ滋賀” 

地域の風物詩、住民が「ヨシ刈り」 滋賀県指定文化財・仁王堂屋根のふき替えへ保管(東近江市)

 東近江市伊庭町の「伊庭内湖岸」で12月4日、「ヨシ刈り」」があった。


 地元住民でつくる「伊庭の里湖づくり協議会」が良好なヨシ原を維持するために毎年この時期に実施している。約250人が参加し、草刈り機や鎌でヨシを刈り、集めて束にし

 よしずやヨシぶき屋根の素材を集めるため、かつては地域の風物詩だったヨシ刈りだが、需要が減り、あまり行われなくなっていた。
2007年に伊庭町自治会などが中心になって取り組み始め、2011年から協議会が主催している。

 

 2021年からは地元の大浜神社にある滋賀県指定文化財「仁王堂」のヨシぶき屋根ふき替えに向けて、刈ったヨシを保管している。自治会の田辺靖雅会長は「ふき替えが楽しみ。1年でも早く実現したい」と話した。

 来年1月には、倒れたヨシや雑草を燃やす「ヨシ焼き」をして、ヨシが育ちやすくする。

ヨシ                                                    イネ科ヨシ属の多年草。河川および湖沼の水際に背の高い群落を形成する。別名、アシ、キタヨシ。日本ではセイコノヨシおよびツルヨシを別種とする扱いが主流である。 英語では一般的にリード と称されるが、湿地に生える背の高い草の全般も同じスペリングでリード と総称される。

 

<記事・写真: 中日新聞より>

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