東近江市の名神高速道路八日市インターチェンジ付近で、滋賀県内初開店に向けた工事が進む会員制大型量販店「コストコ東近江倉庫店」に関し、運営会社のコストコホールセールジャパンは10月6、7の両日、八日市ロイヤルホテル(東近江市妙法寺町)で住民説明会を開いた。
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同社は8月、大規模小売店舗立地法に基づいて滋賀県に届け出を提出。
法的に最短で開店可能になる2024年4月9日を店の新設日と記載したが、10月6日の説明会では工事などの都合で、2024年8月ごろの開店になるとの見通しを明かした。
営業時間は午前10時~午後8時。荷さばきは24時間行えることや、来客用の平面駐車場が750台分あることなどを紹介し、来店車両の進入経路や事前の交通量調査の結果も示した。
住民は開店後に交通渋滞が起きることを懸念し、交通量調査の信頼性や、開店後の交通整理の対応などへの質問を繰り返した。同社倉庫店建設部の松田昌雄部長は「私どもも、交通渋滞があって良いとは思っていない。今後、皆さんと密接な関係を築き、良い店をつくっていきたい」などと話した。
同社の届け出内容は24年1月5日まで、滋賀県中小企業支援課や滋賀県民情報室、東近江市商工労政課で見られる。
滋賀県中小企業支援課は1月5日まで、東近江倉庫店に関する住民の意見を募集している。
<中日新聞より>