草津市などに伝わる「近江湖南のサンヤレ踊り」と、守山市などに伝わる「近江のケンケト祭り長刀振り」が、ユネスコの無形文化遺産に登録されることが決まり、12月1日、記念のセレモニーが開かれた。
↑写真:NHK大津より
ユネスコは、11月30日、各地で伝承されてきた盆踊りなど、お囃子にあわせて踊る日本の民俗芸能「風流踊(ふりゅうおどり)」を、無形文化遺産に登録することを決めました。
ユネスコは、11月30日、各地で伝承されてきた盆踊りなど、お囃子にあわせて踊る日本の民俗芸能「風流踊(ふりゅうおどり)」を、無形文化遺産に登録することを決めました。
これに伴って、滋賀県では、
▼草津市と栗東市に伝わる「近江湖南のサンヤレ踊り」
▼守山市、竜王町、東近江市や甲賀市などに伝わる「近江のケンケト祭り長刀振り」
↑写真:滋賀報知新聞より(左:東近江市宮川町、右:竜王町山之上)
が、無形文化遺産に登録されることが決まった。
これを受けて、12月1日、長刀振りが披露されている場所の1つ、守山市の神社で記念のセレモニーが開かれ、保存会の関係者24人が参加した。くす玉を割って祝ったあと、
「草津のサンヤレ踊り保存協議会」の山元吉夫副会長は、「名誉で喜ばしく思うと共に後世に引き継ぐ責任を感じている。世界に認められたことをアピールしていきたい」と挨拶した。
「近江のケンケト祭り長刀振り連合保存会」の伊藤五作会長は、「世界の宝物と認められたことの責任を感じている。これからも何百年と続いてきたこの踊りを伝えていきたい」と話していた。
来年1月29日には草津市で記念の講演会が開かれ、踊りも披露される。
<NHK大津より>